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海・山・島で圏外になったら?海釣り/船釣り/バイクツーリング/離島のシーン別・今すぐできる対処法

公開日:2026/09/30

沖磯に渡ったら電波が入らない、沖に出たとたんアンテナが消えた、峠道で圏外になったなど、屋外のレジャーでは圏外は珍しいことではありません。

 

困るのは、そうなってから何をすればいいのかを知らないまま現地に立ってしまうことです。電波を探して歩き回った結果、足場の悪い場所で転倒したり、路肩に停めた車やバイクが事故に遭ったりと、圏外そのものより二次的な事故のほうが危険なケースもあります。

 

この記事では、圏外になった「その場」で何をすべきかを、海釣り・船釣り・バイクツーリング・離島のシーン別にまとめています。併せて、圏外でも空が見えればつながるスマホと衛星の直接通信サービスと、自分のスマートフォンから救助要請まで完結させる方法も解説します。

  • 本記事の内容は2026年8月31日時点の公開情報に基づきます。サービス内容・対応機種・提供条件は変更される場合があるため、利用前に各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください

圏外になったら、まず何をすべきか(全シーン共通の考え方)

シーンごとの対処法に入る前に、どの場面にも共通する手順を押さえておきましょう。順番を守ることが、そのまま安全につながります。

最初にやるのは、電波探しではなく安全確保

圏外に気付いた際、多くの人はまず電波を探して歩き出しますが、これは最も危険な行動です。

 

圏外になりやすい場所には、山間部・林道・離島・海上など、足場が不安定な場所が多くあります。電波を探すために画面を見ながら移動すれば、転落・転倒・追突のリスクが高まります。

 

圏外になった際にはまずスマートフォンをしまい、足場の安定した安全な場所に身を置いてください。バイクや車なら、カーブの出口や見通しの悪い路肩を避けて停車し、ハザードランプや三角表示板で後続に知らせましょう。安全を確保してから、次の手順に移ります。

その場で試す復旧手順

電波が完全に届いていないのか、端末側の一時的な問題なのかは、次の順番で切り分けられます。上から順に試してください。

  1. 機内モードをオンにして数秒待ち、オフに戻す:基地局の再検索が行われ、これだけで復帰することがあります。
  2. 端末を再起動する:通信モジュールの状態がリセットされます。
  3. 4Gと5Gを切り替える:電波が弱い場所では、届く距離の長い4Gのほうがつながる場合があります。
  4. 通話やデータ通信ではなく、SMSでメッセージを送る:SMSは必要な通信量が少なく、電波が弱くても届くことがあります。
  5. 少しだけ移動する:数十メートル動くだけで入ることがありますが、安全な範囲に限ります。
  6. つながらないと判断したら、バッテリーを節約する:圏外のままだとスマートフォンは電波を探し続けて急速に消耗します。機内モードにして電池を温存し、必要なときだけ解除します。

なお、機内モードのままでは衛星通信も使えません。連絡やSOSが必要になったら機内モードを解除し、空が開けた場所へ出てから操作してください。

「圏外になったら試す6つの手順」「最初に、足場の安定した安全な場所へ」①機内モードをオンオフ:数秒待って基地局を再検索②端末を再起動:通信状態をリセット③4G/5Gを切り替え:弱い場所では4Gが届く場合④SMSで送信:少ない通信量で届く可能性⑤安全な範囲で少し移動:画面を見ながら歩かない⑥バッテリーを節約:必要な時だけ通信をオン「衛星通信・SOSを使うときは機内モードを解除」

緊急連絡先は3つ

命に関わる状況では、通信が回復した時点で早急に緊急通報をしましょう。その場合の連絡先は以下の3つです。

番号

受理機関

使う場面

110

警察

事件・事故、行方不明など

119

消防

急病・けが・火災など

118

海上保安庁

海の事故、海難・転落・磯場での孤立など

圏外でも空が見えればつながる「スマホと衛星の直接通信サービス」

ここで押さえておきたいのが、スマホと衛星の直接通信サービスという選択肢です。

 

スマートフォンが普段使っている電波は、地上にある基地局から届いているものです。そのため、基地局のない山や沖合では圏外になります。これに対してスマホと衛星の直接通信サービスは、スマートフォンが宇宙空間に浮かぶ人工衛星と直接つながる仕組みです。地上の設備に依存しないため、空が見えてさえいれば、山でも海でも離島でも一部アプリのデータ通信が可能です。

 

スマホと衛星の直接通信サービスでは、専用のアンテナや衛星電話が必要ありません。対応機種であれば、いつも使っているスマートフォンのまま、テキストメッセージの送受信や位置情報の共有ができます。

 

日本では、SpaceX社のStarlink衛星を使ったサービスを大手携帯会社3社が提供しています。

  • au Starlink Direct:2025年4月10日に、国内で初めてスマホと衛星の直接通信サービスの提供を開始
  • SoftBank Starlink Direct:2026年4月10日に提供を開始
  • docomo Starlink Direct:2026年4月27日に提供を開始

KDDIの場合、auの人口カバー率は99.9%を超えるものの、面積で見たカバー率は日本特有の地形が影響して約60%にとどまっています。しかし、スマホと衛星の直接通信サービスによって、残り約40%の補完が可能になります。山間部や海上、離島の大部分が「人はいないが行くことはある」場所であることを考えると、屋外レジャーとの相性は良いといえるでしょう。

 

ただし、利用には以下のような条件があります。

  • 日本国内[領海・接続水域、フェリー航路を含む]のau 5G/4G LTEのエリア外であること:エリア内やWi-Fi接続中は利用できません
  • サービスエリア:日本国内[領海・接続水域、フェリー航路を含む]のau 5G/4G LTEのエリア外
  • 空が見えていること:木や山、建物などの遮蔽物があると接続しにくくなります
  • 対応機種であること

また、携帯電話の音声通話は利用できません。

SOS通報まで自分のスマートフォンで完結する「au Starlink Direct SOS」

スマホと衛星の直接通信サービスは音声通話に対応していません。そのため、これまでは圏外から本人が直接緊急連絡先へ通報することができず、「衛星メッセージで家族に連絡する→家族が通報する」という二段階を踏む必要がありました。

 

これを解消したのが、KDDIが2026年5月28日に提供を開始した「au Starlink Direct SOS」です。SOSセンター(24時間365日運営)が通報を代行することで、圏外にいる本人のスマートフォンの対応アプリから、警察・消防・海上保安機関といった緊急通報受理機関への通報が行えます。

 

使い方の手順は、次のとおりです。

  1. 圏外環境で対応アプリを起動
  2. 表示された「衛星SOS」ボタンをタップ
  3. フォーマットに沿って救助情報(通報者や要救助者の情報、詳細状況など)を入力し、「入力完了」をタップ
  4. 入力内容を確認し、「通報」ボタンをタップ
  5. 入力内容がメッセージアプリに転記されたら、「送信」ボタンをタップしてSOSセンターへ送信
  6. SOSセンターがテキストを受信し、内容に応じて緊急通報受理機関へ通報すると、通報区分と位置情報に基づいて対応が行われる

対象は、auの契約者と、UQ mobile・povo・他社回線で「au Starlink Direct専用プラン」または「au Starlink Direct専用プラン+」を契約している人です。利用にあたって追加料金はかかりません。対応アプリは「auナビウォーク」「auカーナビ」「ヤマレコ」に加え、「家族の安心ナビ」も順次対応予定とされています。

 

ただし、利用前には以下のように確認しておきたい注意点があります。

  • サービス利用には、対応アプリとメッセージアプリが必要です、また対応アプリで位置情報の利用を「オン」にしていないと使えない
  • SMSやRCSを無効にしている場合、迷惑SMSブロックでフィルタされた場合は利用できないことがある(音声通話は未対応、衛星捕捉時には留守電/着信転送/ナンバーシェア(スマートウォッチ)での着信機能は利用できない)
  • 「au Starlink Direct SOSセンター」は24時間365日運営ですが、対応アプリのメンテナンスなどの状況によってはご利用いただけない時間帯があること、また、日本国外では利用できない
  • 通報を代行するサービスであり、救助活動の実施や成功を保証するものではない
  • 虚偽の通報やいたずらは禁止されている

なお、海のレジャー向けには「マリンコンパス衛星緊急発報SOS」(2026年夏頃提供予定、海上保安庁への通報に対応)、登山向けには「ココヘリSOSダイレクト」(2026年4月17日提供開始)といった領域特化型のSOSサービスも用意されています。緊急時の対応を行き先に合わせて選べる時代になりつつあります。

シーン別の早見表

シーン

圏外になりやすい状況

まず試すこと

緊急連絡先

海釣り(波止・沖磯)

波止・堤防はつながることが多いが、沖磯や断崖付近は圏外になりやすい

安全な足場を確保→機内モードのオン・オフ→再起動

118

船釣り・沖合

陸から離れるほど圏外。船体が金属のため船内では電波が大幅に弱まる

甲板など外に出る→船長・船内のVHF無線で相談。もしくはスマートフォンの衛星SOS機能や衛星通信モードを確認して、GPSは常時オンに。auのスマートフォンならau Starlink Direct SOSでの通報も。

118

バイクツーリング

山道・峠・トンネル内で圏外になりやすい。高所が必ずつながるとは限らない

安全な場所に停車→機内モードのオン・オフ→再起動

110/119/118

島・離島

入り江・海岸・山間で圏外になりやすい

港・役場・診療所・商店・灯台周辺など人や設備のある場所へ移動

110/119/118

登山・トレッキング

樹林帯・谷底・山小屋の裏手など、空や基地局が遮られる場所

安全な場所で待機→機内モードのオン・オフ→空が開けた場所へ移動

110/119

海(ボート等・全般)

沖合は圏外。金属の船体による遮蔽も発生。

甲板など外に出る→船長・船内のVHF無線で相談。もしくはスマートフォンの衛星SOS機能や衛星通信モードを確認して、GPSは常時オンに。auのスマートフォンならau Starlink Direct SOSでの通報も。

118

海釣り中に電波が圏外になったらどうすればいい?

波止や堤防、海釣り公園などでは、陸上基地局の電波が届く場所が多く、比較的つながりやすいでしょう。圏外になりやすいのは、船で渡る沖磯や断崖の直下などです。

 

海釣り中に圏外になった場合は、まず足場の安全を確保してください。磯場で画面を見ながら移動すると、足を滑らせて転倒・落水するおそれがあります。安全な場所に立ってから、機内モードのオン・オフやスマートフォンの再起動を試してください。

 

事前の対策としては、次の4つが有効です。

  • Googleマップなどで釣行エリアのオフライン地図を保存しておく。圏外でもGPSで現在地を確認できる
  • 渡船を利用する場合は、船長と常に連絡が取れるように体制を整えておく
  • スマートフォンは防水ケースに入れて携行する
  • 必要に応じて、国際VHF無線機などの携帯電話以外の通信手段も準備しておく。特に沖磯や船釣りでは、非常時の連絡手段として役立つ

緊急時は118番(海上保安庁)に連絡してください。対応機種で利用条件を満たしていれば、スマホと衛星の直接通信サービスでメッセージを送信したり、au Starlink Direct SOSを利用して、SOSセンター経由で緊急通報受理機関へ通報したりできます。

船釣り・沖合で圏外になったときの対処法は?

船釣り・沖合では、陸地から離れるほど基地局の電波は届かなくなるものです。基地局の位置や地形、電波の指向性によって変わりますが、陸地から数km〜10km程度離れると通信が不安定になる傾向があります。実測調査では、陸から10km以上離れても通信できたケースが報告される一方、条件によっては近距離でも切れることがあります。

 

見落とされがちなのが、船体そのものが電波を遮るという点です。船は金属でできているため、キャビンやエンジンルームなど船内に入ると電波が大幅に弱まります。「つながらない」と思ったら、まずは甲板やブリッジなど外に出てみてください。

 

プレジャーボートや漁船では、携帯電話だけに頼らず、国際VHF無線機を備えることが推奨されています。国際VHFではチャンネル16が遭難・緊急用の呼び出しチャンネルとして運用されており、付近の船舶や海上保安庁へ直接助けを求めることができます。

 

ただし、利用においては、出力5W以下のハンディタイプなら第三級海上特殊無線技士以上、25W以下の固定型やDSC機能付きなら第二級海上特殊無線技士以上の資格が必要です。無線局の開局手続きも必要になります。

 

船釣り・沖合での緊急時は、118番(海上保安庁)に連絡してください。圏外の沖合では、スマホと衛星の直接通信サービスでのメッセージ送信や、au Starlink Direct SOSでの通報も選択肢になります。

バイクツーリングで圏外になったときはどうする?

走行中に圏外に気付いても、その場でスマートフォンを操作してはいけません。カーブの出口や見通しの悪い路肩を避け、安全に停車できる場所までバイクを進めてから確認しましょう。停車したらハザードや三角表示板で後続に存在を知らせてください。

 

その後、機内モードのオン・オフ→再起動を試します。山間部では数メートル移動すると電波がつながることもあるので、少しずつ移動して試してみてください。それでも圏外が解消されない場合は、バッテリー節約のため、必要なとき以外は機内モードに設定しておきましょう。

 

注意したいのは、「高い場所へ行けばつながる」とは限らないことです。山間部では基地局が谷側を向いていることもあり、稜線に上がっても圏外のままというケースはあります。圏外を解消したいなら、無理に崖上や林道の奥へ入らず、通行車や民家、施設のある方向へ向かうほうが確実です。

 

緊急時は、110番(事件・事故の場合)や119番(急病・けが・火災の場合)に連絡しましょう。また、海沿いを走行中に海での事故を目撃した場合は118番に通報してください。機種によっては、au Starlink Direct SOSをはじめとする衛星SOS機能を使える場合があります。

 

なお、パンクやバッテリー上がりなど、生命に差し迫った危険がない車両トラブルは緊急通報の対象ではありません。安全を確保したうえで、通信が回復した地点からロードサービスへ連絡するのが基本です。

 

連絡先はインターネットが使えないと調べられないため、電話帳に登録するかスクリーンショットで保存しておきましょう。併せて、出発前にオフライン地図を保存し、家族や友人・知人などの第三者に行程を共有しておくと安心です。

島・離島で電波がつながらないときの対処法は?

基本的に、日本の有人離島(一部の小規模な有人離島を除く)には携帯回線が整備されていますが、島内でも、入り江や海岸、山間部では圏外になりやすくなります。「島に着けば通信できる」と思い込まないことが大切です。

 

電波がつながりやすいのは、人や設備のある場所です。港・フェリー乗り場・役場・交番・診療所・宿・商店の周辺などへ移動してみてください。宿泊施設や公共施設のWi-Fiが使えれば、Wi-Fi通話やメッセージアプリで連絡が取れます。一方で、崖や防波堤、岩場、夜間の山道へ電波を求めて入っていくのは避けましょう。島は救助が来るまでの時間が本土より長くかかるため、事故に遭った場合、生命にかかわるリスクが高まります。

 

離島を訪れる際は、オフライン地図、宿・港・役場・診療所の場所、船の時刻表を端末に保存しておきましょう。人が少ない島へ行くなら、スマホと衛星の直接通信サービスの対応機種であることを確認しておくか、衛星メッセンジャーの携行も検討してみてください。

 

島・離島での緊急時の連絡先は、110番・119番・118番です。離島を含む渡航前の備え全般については、以下の記事で詳しく解説しています。

海で圏外になったとき、家族や救助機関に連絡を取るには?

海上での連絡手段は、手軽なものから本格的なものまで、3つのレベルに整理できます。自分の活動範囲に合わせて選んでください。

レベル1:スマートフォンの標準機能

追加の機材が不要で、手軽に利用できる連絡手段です。代表的な例として、au Starlink Directで提供されているSOS機能が挙げられます。圏外エリアでも「au Starlink Direct SOSセンター」を経由して、警察・消防・海上保安庁などの緊急通報受理機関へ直接通報できる仕組みです(条件により追加料金なし)。

レベル2:専用の衛星通信デバイス

沖合へ出る頻度が高い場合や、スマートフォンとは別の通信経路を確保したい場合に適している連絡手段です。

 

「Garmin inReach」などの衛星コミュニケーター(衛星通信を行う通信機)を利用すれば、SOSボタン1つでGarmin応答センターへ位置情報付きの通報が行えます。さらに、双方向のテキストメッセージにも対応しています。

 

外洋航海では、「イリジウム」や「インマルサット」といった衛星電話も選択肢になります。音声通話ができる点が、スマートフォンのスマホと衛星の直接通信サービスとの決定的な違いです。

レベル3:船舶用の無線機・ビーコン

本格的な海上活動での利用に適した連絡手段で、国際VHFやPLB(携帯用位置指示無線標識)、EPIRB(衛星非常用位置指示無線標識)が挙げられます。

 

前述のとおり、国際VHFはチャンネル16を通じて、付近の船舶や海上保安庁へ直接救助を求められます。特定の資格所有と無線局への手続きが必要ですが、周囲の船に連絡が届くという点は衛星通信にはない強みです。

 

PLB(携帯用位置指示無線標識)は、406MHzでコスパス・サーサット衛星に遭難信号と位置情報を自動送信する個人用のビーコンです。総務省の「遭難自動通報局」の免許(有効期間5年)が必要で、海上での使用に限られます。山や川では使用できないため、陸上の備えとは分けて考えましょう。船舶に備えるEPIRB(衛星非常用位置指示無線標識)も、PLBと同様の無線通信システムです。

どのレベルでも共通するポイント

手軽なものから本格的なものまで、3つのレベルに分けて連絡手段を紹介しましたが、すべてに共通する注意点があります。

  • GPS(位置情報サービス)は常にオンにしておく。救助では「どこにいるか」が最も重要な情報です。スマートフォンのSOSサービスも位置情報が有効でないと機能しません。
  • 防水対策を徹底する。海上では水没が最大の故障要因です。防水ケースやドライバッグに入れて携行します。

まとめ

よくある質問(FAQ)

圏外でも110番や119番はかけられますか?

非常時には、契約している通信事業者が圏外でも、ほかの事業者の電波が届いていれば緊急通報がつながる場合はあります。ただし、これは災害や大規模な通信障害などが起こった場合に限り、利用できる可能性があるものです。

 

また、どの事業者の電波も届いていない完全な圏外では発信ができません。その場合は、つながる場所へ安全に移動するか、衛星SOS機能を利用しましょう。

海の事故はどこに連絡すればいいですか?

海上での事件・事故は118番(海上保安庁)に連絡しましょう。転落、漂流、船舶の事故、海での行方不明などが対象になります。陸上での事件や交通事故は110番、急病やけがは119番に連絡してください。

au Starlink Direct SOSは誰でも使えますか?

auの契約者と、UQ mobile・povo・他社回線で「au Starlink Direct専用プラン」または「au Starlink Direct専用プラン+」を契約している人が対象です。また、SOS情報を入力するための対応アプリが必要で、位置情報通知機能を有効にしておく必要があります。追加料金はかかりませんが、日本国内での利用に限られます。

衛星ダイレクト通信があれば、圏外でも普段どおりにスマートフォンが使えますか?

使えません。対応しているのはテキストメッセージの送受信、位置情報の共有、一部の対応アプリのデータ通信などで、音声通話やWebブラウザ、動画視聴には対応していません。また、空が見えていることが前提のため、屋内や周囲を木に囲まれた場所、深い谷では接続が制限されます

船の中でスマートフォンがつながらないのはなぜですか?

船体が金属でできており、電波が遮られるからです。キャビンやエンジンルームでは特に弱まります。甲板やブリッジなどに出ると復帰する可能性があるので、まずは外へ出るとよいでしょう。衛星ダイレクト通信も同様に、空が見える場所でなければ使えません。

PLBを持っていれば山でも安心ですか?

日本では、PLBの使用が海上に限定されているため、山で使うことはできません。山での圏外への備えは、衛星ダイレクト通信や衛星SOS機能、衛星コミュニケーター、会員制の捜索支援サービスを考えるとよいでしょう。

  • 表記の金額は特に記載のある場合を除きすべて税込です。