迷惑メールとは、宣伝を目的としたダイレクトメールや一部の悪意を持った人たちにより無断で送りつけられるメールのことです。利用者の同意を得ずに大量に送信されるものであり、昨今では国内外問わず社会問題にまで発展しています。
au one netでは、この迷惑メールの撲滅に取り組んでいますが、インターネットサービスプロバイダであるau one netは、電気通信事業法に定められている「通信の秘密」の遵守が義務付けられいます。そのため、メールが受信者に到着する前に、プロバイダが自主的に中身をチェックして迷惑メールを引き抜く行為は電気通信事業法に違反することから、例え、対象が迷惑メールであっても、受信者に届く前のメールを途中で削除 したり、引き抜いたりすることができません。
このことをふまえ、au one netでは迷惑メールに対し、以下のような取り組み及びサービス提供を行っています。
他プロバイダのユーザーから発信された迷惑メールについては、au one netが直接、当該他プロバイダのユーザーの利用を規制することはできないため、受信者からの発信元への申告が必要です。
この他に、短時間に同一発信元から、大量のトラフィックを検知した場合は、メールサーバ保護のため一時的にトラフィックを制限することがあります。
au one netといたしましても当該情報を各種法律や契約約款の規定と照らし合わせた上での対応となりますが、当該情報がサービスの利用制限を実施するための要件を十分に満たすとまではいかないケースもございます。そこで、au one netをはじめとする各プロバイダが自社のネットワークから迷惑メールを発信させない環境をお互いに構築することによって、業界全体として迷惑メールを削減する取り組みに参加しております。
本項のケースに対しては、引き続き有効な解決手段を検討してまいりますので、お客さまのご理解とご協力をお願いいたします。