PJS最後の熱戦となった「PWI 2020」をレポート!au 5Gで実現する新たなプレイ・観戦体験も披露

2020年12月19日(土)から20日(日)にかけて、合同会社EXNOA(DMM GAMES)、日本エイサー株式会社、KDDI株式会社の3社が共催する『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)の大会「PJS WINTER INVITATIONAL 2020」(以下、PWI 2020)が、オンラインにて開催された。

『PUBG』の国内公式リーグ「PUBG JAPAN SERIES」(以下、PJS)を主催するDMM GAMESは、「PWI 2020」をもってPJSの運営を終了することを発表。「PWI 2020」は、2年10ヶ月に渡って開催されたPJSの最後の大会となった。

実況のOooDaさん(左)と、解説のSHAKAさん(右)

「PJSアプリ」では、最新バージョンを提供

2020年5月からPJSの協賛企業として参加してきたKDDIは、PJSを締めくくる「PWI 2020」において、初めて共催社として参加。

2020年10月に提供を開始した、各チーム・選手のデータや試合の情報などが集約された公式アプリ「PJSアプリ」では、PWIの最新情報を取りそろえた「PWI 2020バージョン」が配信された。

最新の情報に更新された「PJSアプリ」内の各ページ

チーム・選手情報には、「PWI 2020」に出場する16チームの情報を掲載(画像2)。より深く観戦を楽しむ視聴スタイルを提案する、メイン配信・マップ配信・個人配信の3つを並べた3画面表示も、引き続き提供された(画像3)。

そして、新たに設けられた「PJS動画」のメニューでは、これまでのPJSの思い出を振り返ることができる、season1からのアーカイブリンクや過去のおすすめ動画が紹介された(画像4)。

また、season2 Phase1からseason5 Phase1までの間、PJSをサポートしてきたWebMoneyは、本大会のキービジュアルをデザインした「PWI 2020 WebMoney オリジナルカード」のプレゼントキャンペーンを実施。本アプリのTOPには、キャンペーンへの応募リンクが設置された。

PWI 2020 WebMoney オリジナルカード

なお、本アプリでは「PWI 2020」が終了した後も、関連情報の更新が予定されているとのことだ。

au 5Gで可能になる、新たなプレイ体験&観戦体験

大会配信の合間には、au 5Gの魅力を伝えるKDDI特別コーナーが設けられた。まず紹介されたのは、au 5Gを使った新たなプレイ体験。高速・大容量に加え、低遅延や多接続が実現されるau 5Gを使って、PC版『PUBG』を光回線と変わらず快適にプレイすることができる様子が紹介された。

コーナー内の映像では、光回線とau 5GでPC版『PUBG』のプレイ体験を比較

続いて紹介されたのは、新たな観戦体験を実現するアイテムとして、KDDIから2020年12月1日に発売されたスマートグラス「NrealLight(エンリアルライト)」。「NrealLight」は、対応のau 5Gスマートフォンに接続するだけで、 5GとXR技術を組み合わせたリッチな映像体験が可能になる。

「NrealLight」のデザインとスペック

「NrealLight」のMR (Mixed Reality:ミックスド・リアリティ)モードでは、 AR(拡張現実)コンテンツのような、現実空間とデジタル情報が融合するXR技術を、より自然に体験できる。

本コーナーでは、実際にキャスター陣が「NrealLight」を身につけ、MRモードを体験。大画面かつ高画質で浮かび上がる大会映像を目の当たりにして、これまでにない新たな観戦体験に驚きを見せていた。

「NrealLight」を体験するMCの山内隼鷹さん(左)と、インタビュアーの橘亜李彩さん(右)
「NrealLight」を体験するSHAKAさん

軽量かつコンパクトなデザインの「NrealLight」は、寝転がるなどリラックスした姿勢でも使うことができる。現実空間も見えることから、観戦しながらの飲食も可能だ。

また、拡大縮小が自在な画面を複数開くことができるため、インタビュアーの橘亜李彩さんは「複数の配信画面を開いて観戦しながら、Twitterを見ることもできる」と、eスポーツ観戦ならではの活用アイデアをコメントしていた。

PJS最後のドラマを生んだ「DetonatioN Gaming White」のドン勝

「PWI 2020」では2日間、10ROUNDに渡って試合を実施。PJS最後となる大会での優勝をかけ、16チームが激突した。

DAY1、初戦のROUND1でドン勝を獲得したのは「Rascal Jester」。その後も、「Rascal Jester」は安定した強さを見せ、勢いのままにROUND4で2度目のドン勝を獲得。DAY1終了時点で、総合2位のチームと23ポイントの差をつけてトップに立ち、大きくリードしてDAY2を迎えた。

マップ「Erangel」で行われた、DAY1のROUND4

DAY2では、PJS season6で旋風を巻き起こした「Ace1」が着実にポイントを重ね、トップの「Rascal Jester」に迫っていく。また、「PSJ ALLTIER CHAMPIONSHIP #2」で出場枠を勝ち取った「White Fish」がROUND7でドン勝をもぎ取り、並み居る強豪チームの中で大きく総合順位を伸ばすなど、新鋭チームの活躍も目立った。

残り試合わずかとなったROUND9では、「DetonatioN Gaming White」がドン勝を獲得。「DetonatioN Gaming White」は、このROUNDでの獲得ポイントにより、首位をキープしてきた「Rascal Jester」と同点の85ポイントで並び、優勝への可能性を大きく手繰り寄せた。

熾烈な優勝争いとなる中、全てをかけた最終試合のROUND10がスタート。緊張感に包まれたROUND10の中盤では、「Rascal Jester」と「DetonatioN Gaming White」がぶつかるという息を呑む展開に。そして、この直接対決は「Rascal Jester」を壊滅状態に追い込んだ「DetonatioN Gaming White」に軍配が上がった。

その後も「DetonatioN Gaming White」は、1人も欠けることなく周囲のチームを制圧し、4人生存での見事なドン勝を取りきった。

マップ「Erangel」で行われた、最終試合のROUND10
ROUND10、「DetonatioN Gaming White」のドン勝

「PWI 2020」の優勝を手にしたのは、劇的な2連続ドン勝で締めくくった「DetonatioN Gaming White」。最終的には、総合2位の「Rascal Jester」に対して、19ポイントの差をつけての総合1位となった。優勝した「DetonatioN Gaming White」には、賞金150万円が贈られた。

「PWI 2020」最終総合ランキング
「DetonatioN Gaming White」の優勝インタビュー

国内の『PUBG』シーンは、次なるフェーズへ

大会の最後には、PJS運営チームからのメッセージが添えられたエンドロールが流れ、「PWI 2020」は終了。大会配信のコメント欄には、PJSへの感謝を伝える言葉があふれる中、2年10ヶ月に渡って数多くのドラマを生み出してきたPJSは幕を下ろした。

しかしながら、今後も国内の『PUBG』競技シーンは続いていく。PUBG Corp.は、日本チームの国際的な競争力強化を目指すとしており、東アジア統合リーグ「PUBG WEEKLY SERIES:EAST ASIA」(PWS)、及びそれに繋がるオープン形式の国内大会の開催が発表された。

KDDIの担当者は、「この先も、まだまだ競技シーンは続きます。KDDIとして、au 5G・au ひかりやさまざまな技術を活用し、今後もeスポーツのさらなる盛り上がりをサポートしていきたいと考えています」と語った。

次なるフェーズへと突入する2021年、『PUBG』シーンのより一層の盛り上がりに期待したい。

取材・文:綾本ゆかり
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