公開日:2026/10/08
KDDI(au)は、地震発生時にお客さまが安否確認や情報収集を行えるよう、災害用伝言板や無料Wi-Fi「00000JAPAN」などの通信手段を提供するとともに、24時間365日体制で通信の維持・復旧にあたっています。地震などの大規模な自然災害が発生した際、スマートフォンは、命を守る情報収集や大切な人との安否確認に欠かせない存在になります。
本ページでは、地震に備えて事前に設定・準備しておくべきスマホ操作、災害時に実際に使う各種サービスの具体的な操作手順、KDDI(au)の災害対策の取り組みをまとめました。
目次
地震は予告なく発生します。いざという時に慌てず行動できるよう、平時から以下の5つの設定・準備を進めておきましょう。
気象庁が配信する「緊急地震速報」や、自治体が発令する「避難情報」を即座に受信できるよう、お使いの端末で通知がオンになっているか確認・設定しておきましょう。
【iPhoneの設定手順】
【Androidの設定手順】
停電が長期化した場合、スマホの充電確保が最優先課題となります。
モバイルバッテリーの常時充電:定格容量10,000mAh以上のPSEマーク付きモバイルバッテリーを1〜2台用意し、月に1回は充電残量を確認しましょう。モバイルバッテリーを利用する際は、安全な使い方や適切な処分を行い利用してください。
乾電池式充電器・ソーラー充電器:長期停電時には、単3電池で充電できる充電器や、手回し・ソーラー充電機能付きラジオライトも有効です。
車載用充電シガーソケット:車からスマホを充電できるアダプターも準備しておくと安心です。
災害時には通話が集中し、電話がつながらなくなります(通信輻輳)。直接の通話に頼らない安否確認手段を事前に体験しておきましょう。
auをご利用のお客さま
auの災害用伝言板では、大規模災害発生時に安否情報の登録・確認ができます。体験サービスの提供日に、家族で登録・確認方法を試しておきましょう。
UQ mobile・povoをご利用のお客さま
災害用伝言ダイヤル「171」または災害用伝言板「web171」を利用します。音声案内や画面の案内に従って、伝言の登録・確認を行います。
体験利用できる期間
毎月1日・15日、正月三が日(1月1日〜3日)、防災週間(8月30日〜9月5日)、防災とボランティア週間(1月15日〜21日)に体験できます。実際に災害が発生した場合は、体験利用が中止されることがあります。
災害発生直後は電話が混雑してつながりにくくなる場合があります。家族で、災害用伝言板、災害用伝言ダイヤル「171」、web171など、電話以外の安否確認方法や集合場所、避難場所なども事前に決めておきましょう。
家族・親族の電話番号、勤務先や学校の連絡先、自宅周辺の避難所、家族との集合場所、避難経路、自治体の防災情報などを、通信できない状態でも確認できるよう端末に保存しておきましょう。
地震が発生した際、状況に応じてスマホを正しく活用するための手順です。
まずは身の安全を最優先:スマホの操作は一旦やめ、机の下に潜るなど頭部を守ります。
揺れが収まってから情報確認:公的機関(気象庁、自治体、NHKなど)の一次情報をスマホで確認し、SNS上のデマや不確かな情報に惑わされないように注意します。
電話・データ通信を活用した安否確認サービスの利用方法をあらかじめ確認しておきましょう。
au「災害用伝言板」の登録・確認方法
災害用伝言板とは、大規模災害発生時に、災害発生地域にお住まいのお客さまがご自身の安否情報を登録・確認することが可能なサービスです。UQ mobile/povoをご利用のお客さまはweb171をご利用ください。
ブラウザをご利用の場合
安否登録にはメールアドレス(@au.com/@ezweb.ne.jp)の取得が必要です。登録された安否情報は、auをお使いの方のほか、他社携帯電話やパソコンなどからも確認できます。
au災害対策(RCS公式アカウント)をご利用の場合
au災害対策(RCS公式アカウント)では、Android端末は「Google メッセージ」アプリ、iPhoneは「iOS メッセージ」アプリを使用します。RCSの利用開始後に、「au災害対策」RCS公式アカウントの利用を開始してください。
【利用開始の手順】
【安否情報を「確認・検索」する手順】
通信を確保する方法:無料Wi-Fi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」
大規模災害時には、通信キャリアが共同で公衆無料Wi-Fi「00000JAPAN」を開放します。
【00000JAPANへの接続手順】
利用上の注意点:00000JAPANは緊急時の迅速な利用を優先するため、通信が暗号化されていません。クレジットカード情報、パスワードの入力、オンライン銀行のログインなどは避け、ニュースの閲覧や安否確認・SNS送信のみにご利用ください。
通信障害時の選択肢:JAPANローミング™
JAPANローミング™は、非常時の通信手段を確保するため、契約している携帯電話事業者のネットワークが災害などで利用できなくなった場合に、ほかの携帯電話事業者の4G回線設備へ切り替えて通信を可能にするサービスです。
提供は携帯電話事業者間の協議によって決定されます。平常時や小規模の通信障害では提供されない場合があり、提供決定から実際の利用開始まで時間を要する場合があります。固定電話、公衆電話、固定インターネット回線、00000JAPANなど、ほかの代替手段もあわせて利用してください。
停電時や避難生活において、スマホのバッテリー消費を抑える操作の手順です。
設定項目 | iPhoneの操作手順 | Androidの操作手順 | 効果 |
省電力モード | 「設定」>「バッテリー」>「低電力モード」をオン | 「設定」>「バッテリー」>「バッテリーセーバー」をオン | バックグラウンド通信を抑制 |
画面の明るさ | 画面右上からスワイプ(コントロールセンター)し、明るさスライダーを下げる | 画面上部からスワイプし、明るさスライダーを下げる | ディスプレイ消費電力を抑える |
Wi-Fi/Bluetooth | コントロールセンターでWi-Fi・Bluetoothアイコンをタップしてオフ | クイック設定パネルでWi-Fi・Bluetoothをオフ | 電波探知による電力消費を防止 |
ダークモード | 「設定」>「画面表示と明るさ」>「ダーク」を選択 | 「設定」>「ディスプレイ」>「ダークテーマ」をオン | 有機EL画面の発光消費を軽減 |
焦らず操作できる!災害時にすぐ使えるスマホ画面の操作ステップ。
KDDIは指定公共機関として、大規模地震などの災害が発生した場合でも、24時間365日通信を守り、被災地の復旧を急速に進めるための体制と技術を導入しています。
監視の2拠点化:東京と大阪の2拠点でネットワークを分散監視し、片方が被災した場合でも即座にもう一方で全国の通信品質を維持・運用できます。
災害対策本部の設置:震度6弱以上の地震発生時などには、発災から即座に社長を本部長とする「災害対策本部」および現場の「運用対策室」を立ち上げ、復旧要員を現地へ派遣します。
地上の基地局や電柱が倒壊・停電した場合に備え、全国の拠点に緊急用設備を配備しています。
車載型基地局:電波を直接発射できる車両を被災エリアへ急速配備し、臨時で通信エリアを復旧します。
移動電源車:停電した基地局に電力を供給し、通信の停波を防ぎます。
可搬型基地局:車両が立ち入れない山間部や瓦礫の多い場所へ、手押しやヘリコプターで資材を運び、迅速に臨時基地局を組み立てます。
地上回線が分断された過酷な被災地でも、宇宙からの衛星通信を活用して高速通信を確保します。
au Starlink Direct/衛星バックホール:地上光ファイバーが寸断された場合でも、衛星アンテナを通じて基地局を復旧。
船上基地局(海底ケーブル敷設船の活用):道路寸断により陸路からのアクセスが困難な沿岸地域に対し、海洋から船上基地局を通じて電波を届ける体制を整えています。通信事業者間(NTTグループなど)との共同運用も推進しています。
JAPANローミング™:大規模災害により自社の通信網が利用不能になった際、他社ネットワークを利用して緊急通報や重要通信を維持する仕組みです。
通信事業者間の協力アセット運用:災害時にはauだけでなくほかの通信事業者とも資材置き場や給油拠点、船上基地局などを相互利用し、社会全体で早期復旧を目指す協定を結んでいます。
KDDIの災害対策体制、復旧設備、車載型基地局、船舶基地局などの詳しい取り組みは、以下のKDDI公式ページでご確認ください。
災害時のスマホ活用や通信に関する疑問をQ&A形式でまとめました。
日常の備えや非常時の持ち出しチェックにご活用いただけるチェックシートです。KDDI公式「災害に備える通信確保ガイド」の内容をもとに、スマホ・通信に関する主な確認項目を抜粋しています。
【平時・事前準備チェック】
【発災直後・行動チェック】
地震発生時、スマートフォンは正しく使いこなせば命を守る最良のパートナーとなります。
地震が起きた時:電話を避け災害用伝言板やパケット通信で連絡、00000JAPANの活用、バッテリー節約設定の実施。
KDDIの災害対策:通信設備の復旧や災害対応の詳しい取り組みは、KDDI公式「災害対策への取り組み」をご確認ください。
ご家族や大切な人と一緒に、ぜひこのページの情報を確認し、いざという時のスマホ操作に役立ててください。