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楢﨑智亜インタビュー 3種目複合が、僕を成長させてくれた

楢﨑智亜インタビュー 3種目複合が、僕を成長させてくれた

惜しくも自身が掲げていた目標は果たせなかったが、日本代表のエースはすでに前を向いている。世界的イベントを終え、3種目複合への取り組みもひと段落した楢﨑智亜に、今の心境を聞いた。

2016年から始まった、スピード、ボルダリング、リードによる「3種目複合」への取り組みがこの夏で終了となりました。その過程はいかがでしたか?

「大変でしたが、楽しかったなと思います。考えることや、トレーニングも増えたのですが、その中で試行錯誤していくところが自分のモチベーションを高めて、パフォーマンスも引き上げてくれました」

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それまでほとんど触れてこなかったスピードを始めたことが、一番大きかったですか?

「大きかったですね。トレーニングが変わったことで、特にこの1年間で体型が変わりました。下半身や背中の筋肉量が増え、出力が高まりました。その分、基礎体重も増えました」

よりパワーを発揮できるようになったと。

「剛性といいますか。ドカンと体に力が加わった時に、ブレない強さが出てきました。あとは体力がつきましたね」

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日本人初の5秒台到達など、楢﨑智亜はスピードでも国内トップ選手に上り詰めた。
3種目を始めた当初と比べて、疲労度はまったく違いますか?

「始めた頃は(第1種目の)スピードが終わるともうゼーゼーしていて、『あぁ、次はボルダリングか』みたいな感じだったんですけど、今はもう普段の練習から3種目をこなせています」

3種目を目標に向けて仕上げていく段階で、拠点となったのが「au CLIMBING WALL」だったと思います。 同じTEAM au所属、野口啓代選手の実家敷地内に昨年誕生した、3種目の壁が揃うこの施設は楢﨑選手にとってどのような場所でしたか?

「この壁がなければ、今の自分はなかったと思っています。ほとんどの練習を『au CLIMBING WALL』でしてきました。いろいろと成長させてくれた壁ですね」

「au CLIMBING WALL」での練習頻度はどれほどでしたか?

「1週間に4、5日くらいです。大体は朝の9時から18時まで。ずっとそこにいましたね(笑)」

思い出に残っていることはありますか?

「夏は暑さもあって練習がキツかったり、最近では日本代表の練習会が開かれて、みんなで追い込んだりしました。いい時間を過ごせたと思います」

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2016年8月の「TEAM au」結成から始まったKDDIによるサポートですが、どのように感じていますか?

「TEAM auが立ち上がった時、今の日本のトップ選手が全員集まった感じがあって、そのチームの一員として頑張りたいという気持ちが高まりました。(藤井)快くん、(その後に加入した弟の)明智と切磋琢磨できて、また野口(啓代)選手が成績を残していくところも間近に感じられたので、TEAM auに入ってよかったと思っています。その上、壁(au CLIMBING WALL)まで建ててくれると聞いた時は、もうどう言っていいのかわからないくらい『すごいな...』と思いましたね(笑)。日本のクライミング界の発展のために大きく協力していただいていて、本当に感謝しています」

これからも「au CLIMBING WALL」は活用していく予定ですか?

「はい。変わらずメインの練習場所にしていくつもりです」

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3種目の壁が揃い、かつ完全プライベート空間の「au CLIMBING WALL」。これからも練習拠点として活用していく。(写真:田中伸弥)
今後目指すものはすでに定まっていますか?

「直近で言うと、まずは世界選手権(9月/ロシア・モスクワ)です。ボルダリングで優勝することと、リードでもベストのパフォーマンスを発揮して表彰台に乗ることが目標です」

この夏で野口選手が競技を引退しましたが、それについてはどう感じていますか?

「信じられないですね。登る時に野口選手がいないと、『これが普通になっていくんだな』と感じて、寂しさがあります」

実力的にも、まだまだ引退するのが惜しいくらいでしょうか?

「そうですね。今すごくパフォーマンスが伸びてきていると思うので、もったいない気もしています」

野口選手が引退すると聞いた当初は驚きが大きかったですか?

「年齢もそうですが、節目の大会があったので、綺麗なタイミングだなとは思いました」

自らの引き際を考える上での参考にもなりましたか?

「野口選手の場合は、もう何年も前からずっと言っていたじゃないですか。日本代表に決まらなかったら引退、その大会に出場したら引退、というふうに。公言することで、『最後にターゲットを定めて全力を出す』といったモチベーションを作り、引退するやり方もいいんだなと思いましたね。限界を感じてやめるというよりは、元々決めていた目標に向かっていくのもありなんだなと」

最後に、いつも応援してくれているファンのみなさんへメッセージをお願いします。

「このコロナ禍の1年で、『さらにパフォーマンスを高めたい』『さらにいい順位を狙いたい』と思えて頑張れたのは、みなさんからの応援や期待という部分がすごく大きかったです。期待していただいた通りの成績を残すことはできませんでしたが、さらにそこを超えていけるような選手になりたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします」

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直近の目標は9月の世界選手権。3度目のボルダリング優勝に期待がかかる。

取材・文:CLIMBERS編集部
写真:窪田亮

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