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野口啓代が2位、藤井快が3位。TEAM au男女で表彰台/第34回リードジャパンカップ

野口啓代が2位、藤井快が3位。TEAM au男女で表彰台/第34回リードジャパンカップ

3月26日~28日、スポーツクライミングの第34回リードジャパンカップ(以下LJC)が千葉県の「印西市松山下公園総合体育館」で行われ、男子は16歳の吉田智音(さとね/奈良県立青翔高等学校)が初優勝を果たし、女子は森秋彩(あい=17/茨城県山岳連盟)が大会2連覇を達成。TEAM auからは藤井快(28)が男子3位、野口啓代(31)女子2位に入り、男女で表彰台に立った。

リード国内一の称号と、上位選手に与えられるW杯日本代表権を懸けて、今年のLJCには男子52名、女子44名が出場。新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、スポーツクライミングの公式大会はしばらく無観客での実施が続いていたが、今大会はおよそ1年ぶりに観客を入れて(決勝のみ)の開催となった。TEAM auでは男子に藤井、楢﨑明智(21)、女子に野口、伊藤ふたば(18)の計4名がエントリー。中でも昨年12月のコンバインドジャパンカップ、今年1月のボルダリングジャパンカップを制した藤井にはジャパンカップ3連勝への期待が高まった。

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26日の男子予選では、藤井、楢﨑が順当に予選を突破。一方で前回王者の西田秀聖(ひでまさ=18/天理高等学校)が敗退する波乱も起こった。27日の女子予選でも危なげなく野口、伊藤が準決勝に駒を進める。同日に実施された準決勝では、男子で藤井が最高高度を記録。8名による決勝に首位での進出を決めると、女子でも野口が4位となってファイナル行きの切符を掴んだ。楢﨑は男子10位、伊藤は女子9位でわずかに決勝に届かず敗退となった。

そして28日、男女決勝が行われた。男子の決勝ルートは、中間部に設けられたランジ(ジャンプしてホールドを掴みにいく動き)パートが最初の難関として立ちはだかった。すると2番手の樋口純裕(まさひろ=28/佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)がランジに成功し、終盤の34+まで高度を伸ばす。4番手の吉田も着実に足の置き位置を決めてから高度を上げていき、樋口と同高度に到達して力尽きたが、前ラウンドの成績が適用される「カウントバック」により暫定首位に立った。

吉田首位のまま、最終8番手・藤井が登場する。今年のボルダリングジャパンカップ王者は、中間部のランジを難なく成功させると、入念なレストも挟みながら高度33まで到達。あと一手を止めて次なるムーブを起こせば34+となり、カウントバックでの優勝が確定したが、その一手が止まらず。3位に終わり、ジャパンカップの連勝は2でストップした。

今春から高校2年生になる吉田は嬉しいシニア大会初優勝。目標は「5位くらいだった」そうで、「本当に信じられない」と競技直後のインタビューに答えた。コロナ禍において約1年ぶりの有観客となった2021年のリードジャパンカップ男子は、16歳の初々しい新王者誕生で幕を閉じた。

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藤井快のジャパンカップ3連勝はならなかった。

続いて行われた女子決勝では、先頭の中川瑠(りゅう=17/金蘭会高等学校)がいきなりの好成績。後続3人が達せなかった高度36+をマークする。しかし5番手の野口が強傾斜にある高度32~34の難解なポジショニングを読み解いて中川の記録に並ぶと、さらに一手伸ばし37+で暫定首位に浮上した。

続く2人が同箇所の攻略に時間をかけてしまい、体力を消耗して野口の記録に届かず競技を終えると、最後に準決勝首位の森が登場。森は高度34に到達してからポジションの調整に時間がかかってしまう。何度も体勢を立て直すなどし、このパートだけで要した時間は1分以上。持久力に長けた森でも限界かと思われたが、ついにムーブを見定めて突破すると、TOPホールドまであと2手に迫る40+まで高度を更新。最後は6分間の競技時間が終了して完登こそならなかったが、驚異的な粘りで観客を沸かせ、1月のボルダリングジャパンカップに続く今季2冠を達成した。2位には野口、3位には国内シニア大会初表彰台となる中川が入っている。

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1年ぶりの有観客となった決勝の競技終了後、観客席に手を振る野口啓代。

藤井快選手コメント

「(最後の)あの一手を止められればという思いで、本当に悔しいの一言。決勝は精神的にダメージを少しずつ負わせていくような内容だった。テンポをうまく掴めないところもあった中で、いい登りができていたとは思っているが、最後は自分の実力不足。今後目指すのは、まずは世界選手権(9月・モスクワ)。出場できるのであれば、そこで優勝したいと思っている」

楢﨑明智選手コメント

「予選、準決勝を通じ持久力のベースは練習の成果によってかなり上がっている感覚があった。とはいえ、リードの大会で重要な要素となる"消耗してからの出し切り"が上手くいかず悔しい。それでも、最近なかなか会えない他のクライマー仲間たちと意見交換などが出来たことはとても楽しかった。今年1年は引き続き持久力のベース作りを頑張りたい」

野口啓代選手コメント

「優勝したかったが、予選、準決勝よりはいい登りができたので、満足している。(予選、準決勝では)自信のない一手が多く、思い切った登りができなかった。決勝は吹っ切れて、躊躇しなかったところが良かったと思う。1年ぶりに観客の皆さんに観戦していただいたので、すごく嬉しかった。声援があるとやはり力が出るし、頑張ろうと思える」

伊藤ふたば選手コメント

「あと少しで決勝行けたので素直に悔しい。(予選と準決勝が1日間での開催となり)いつもと日程が違ったので、準決勝は最初から疲れていたが、出せるパフォーマンスは出せたと思う。普段リードの練習もしているが、大会はいつもより集中するのでより疲れてしまう。(今春に盛岡から上京して)環境が変わり不安もあるが、強くなるために頑張っていきたい」

男子決勝

1位:吉田 智音(16/奈良県立青翔高等学校)/34+ ※準決勝5位
2位:樋口 純裕(28/佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)/34+ ※準決勝7位
3位:藤井 快(28/TEAM au)/33+
4位:天笠 颯太(20/日本大学)/31
5位:田中 修太(20/神奈川大学)/20+
6位:島谷 尚季(24/千葉県山岳・スポーツクライミング協会)/18+ ※準決勝3位
7位:村下 善乙(16/千葉県立柏南高等学校)/18+ ※準決勝4位
8位:百合草 碧皇(18/埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)/18+ ※準決勝8位

女子決勝

1位:森 秋彩(17/茨城県山岳連盟)/39
2位:野口 啓代(31/TEAM au)/37+
3位:中川 瑠(17/金蘭会高等学校)/36+
4位:谷井 菜月(17/橿原学院高等学校)/34+ ※準決勝2位
5位:阿部 桃子(18/相模女子大学高等部)/34+ ※準決勝5位
6位:田嶋 あいか(22/慶應義塾大学)/33+ ※準決勝3位
7位:柿崎 未羽(17/東京都山岳連盟)/33+ ※準決勝7位
8位:平野 夏海(18/国士舘高等学校)/14+

※左から順位、氏名、大会開催日時点の年齢、所属、成績
※成績が同高度の場合は、前ラウンドの順位が高い選手が上位(カウントバック)

取材・文:CLIMBERS編集部
写真:窪田亮

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