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いまさら聞けないボルダリングの基礎知識 ルール編

いまさら聞けないボルダリングの基礎知識 ルール編

知っているようで知らないボルダリングの基礎知識を連載形式で解説していく本連載。第5回は、「そもそものルールがわからない!」という方に向けて、ボルダリングの「基本」を改めてレクチャーしていきます。

全国にあるボルダリングジム

全国にあるボルダリングジム
<写真:牧野慎吾>

ボルダリングは、はじめに準備する用具もいらないことから気軽に楽しむことができ、近年人気が高まっています。ボルダリングが体験できる施設はここ数年でその数を増やし、今や全国で600店舗を超えると言われています。

ボルダリングの基本ルール

ボルダリングの基本ルール
<写真:森口鉄郎>

ボルダリングとは、手がかり、足がかりとなる「ホールド」と呼ばれる壁に付けられた突起物を使い、設定されたコース(課題)を登るスポーツです。競技大会では、課題をいくつ登りきれたかを競います。

スタートとゴールについて

スタートとゴールについて
<写真:牧野慎吾>

一般のボルダリングジムでは、テープを用いてスタートとゴールのホールドを明示しています。スタートホールドには「スタート」や「S」、ゴールホールドには「ゴール」「G」などのテープが貼られています。基本的には両手で保持することでスタート、ゴールとなります。ゴールしたら、どのホールドを使っても構わないので、ゆっくりと降りていきましょう。なお、スタートは右手、左手と別々に指定されている場合もあります。

課題はテープの色や形で区別される

課題はテープの色や形で区別される
こちらのジムでは課題ごとにホールドとテープが同色で統一され、スタートとゴールのみ二本線が引かれている。<写真:渡辺然>

壁には様々なホールドが設置されていますが、それぞれの課題に使用されているホールドは、ホールドに沿って貼られているテープの色、形(長方形や四角形、×など)で区別されていることがほとんどです。また、中にはホールドの色で課題を区別しているジムもあります。

まずは登る課題の「オブザベーション」から

まずは登る課題の「オブザベーション」から
<写真:窪田亮>

以上を理解したうえで、まずは登る課題のスタートからゴールまでを確認するところから始めましょう。ボルダリングでは、事前にコースを下見することが大切です。この行為は「オブザベーション(観察)」と呼ばれ、トップ選手は手順などゴールに至るまでの体の動かし方をわずかな時間の中で頭に思い描いています。

グレード(難易度)について

グレード(難易度)について
<写真:窪田亮>

ボルダリングのグレード(難易度)は段級位制で表します。ジムによって異なりますが、10~8級が最も易しい難易度となり、数が少なくなるにつれて難易度が上がっていきます。1級を超えると、初段、二段...と今度は数が大きくなるにつれて難しくなります。各ジムにはグレード表が貼り出されており、初段、二段あたりを最高グレードとしているジムが多くみられます。

ジムごとに異なるルール

ジムごとに異なるルール
<写真:森口鉄郎>

グレードはジムの主観による部分も大きく、各ジムによって難易度にはバラつきがあることを理解しておきましょう。また、お子様や初心者向けのジムでは、足場はどのホールドを使っても良い「足自由」というルールを設定している所もあります。しかしそのようなジムでも、4~5級以上になってくると足の置き場も課題内のホールドしか使ってはいけない「足限定」となるケースが多くなってきます。

ボルダリングの注意事項

ボルダリングの注意事項
<写真:牧野慎吾>

高い所に登るスポーツがゆえ、ボルダリングには怪我の危険性が常に付きまといます。ここからは、ボルダリングジムで怪我を避けるために気を付けたい主なポイントを説明します。

登らないときはマットの外へ

ボルダリングは突然高い所から人が落ちてくる可能性があります。その時に壁の近くにいたり、マットの上にいると、ぶつかってしまい怪我をする危険性が高まります。特にお子様はマットの上にとどまってしまいがちです。保護者の方は必ず、登らない時はマット外に出るよう注意してください。

登らないときはマットの外へ
<写真:牧野慎吾>

着地に注意しよう

ゴールしたら、または途中でやめる場合は、無理なく降りられる高さまで下降して、必ず両足で着地しましょう。この時にひざをクッションのように使うことを意識すると良いでしょう。背中やお尻からなど、変な体勢による着地は腰を痛めたりするなど怪我に繋がります。

着地に注意しよう
<写真:森口鉄郎>

同時に登らない

必ず他人とは距離を取って登るようにしましょう。登り始めは離れていても、だんだんと近づいて、邪魔になったりぶつかったりする場合があります。登ろうとしている壁にすでに登っている人がいたら、その人がトライを終えるまで順番を待ってから登るようにしましょう。

さぁ、ボルダリングを楽しもう!

さぁ、ボルダリングを楽しもう!
<写真:窪田亮>

いかがでしたでしょうか。ほとんどのジムでは、未経験の方にはスタッフが登り方やマナーなどの基本的なルールをはじめに教えてくれます。また、何度かボルダリングを経験していくうちに、さらに知りたいことが出てくると思います。そんなときでも丁寧に教えてくれるので、わからないことがあればスタッフに何でも聞いてみましょう。基本を覚え、マナーを守り、みんなでボルダリングを楽しみましょう!

※掲載内容は2020年1月時点の情報です。

文:CLIMBERS編集部
写真:牧野慎吾

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FAQ

  • リードとは?

    リードは12m以上の壁をどこまで登れたかを競う競技です。およそ30〜40手の課題がセットされ、支点とよばれるポイントにロープをかけて、安全を確保しながら登っていくのが特徴です。時間内であれば何度でもトライできるボルダリングとは違い、リードは一度落下すると競技終了となってしまいます。

  • スピードとは?

    スピードはその言葉の通り、どれだけ速く登ることができるかを競う競技です。長さ15メートル、幅6メートルの壁には、国際企画で定められたホールドを用いて世界共通のコースが設置されます。大会では2人の選手が並んで競技を行います。

  • 力がなくてもできますか?

    ボルダリングのコツは力ではなく身体の使い方です。力任せに登っていこうとすると身体に余計な負荷がかかり上手に登れません。カップルでボルダリングの体験に来られる方の中にも、筋力自慢の彼氏さんが登るのに苦労する中、彼女さんがスイスイと登りきってしまうというシーンが見られるそうです。

  • 自宅でできる、ボルダリングのためのトレーニングは?

    自宅でのトレーニングは、ボルダリングに必要な身体づくりを重点的に行うことがオススメです。
    一流選手も普段のトレーニングで取り入れている、お尻やハムストリング、体幹、広背筋を意識的に鍛えることで、技能アップはもちろん、スタイルアップにも繋がります。

    詳しいトレーニング方法はこちら

  • TEAM au とはなんですか?

    TEAM au は、日本におけるスポーツクライミングを、子どもから大人まで多くの人が楽しめるメジャーなスポーツとして発展・普及させるべく結成されました。
    チームメンバーは、「楢﨑 智亜」「野口 啓代」「藤井 快」「楢﨑 明智」「伊藤 ふたば」の5名。すでに国内外の大会で輝かしい実績を残し、世界の頂点をねらう実力派クライマーで構成されています。

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