au 5Gスペシャルナイター開催!
現地でもオンラインでも楽しめるスタジアム体験を提供


KDDIは2020年9月29日(火)に横浜スタジアムで行われたプロ野球公式戦「横浜DeNAベイスターズvs東京ヤクルトスワローズ」で、KDDIの先端テクノロジーを活用した「au 5Gスペシャルナイター」を開催。現地でもオンラインでも新しいスタイルの試合観戦・応援が楽しめる数々の取り組みを実施した。

試合当日は「auスマートパスプレミアム」の会員をスタジアムに招待。試合前の練習の様子を楽しめるツアーを提供した。また、スタジアムの4番ゲート横に特設ブースを設置。アンケートに答えると選手たちの勇姿がデザインされたオリジナルマスクケースがプレゼントされるということで、大勢のファンが集まった。

特設ブースを設置し、au PAYの利用促進活動を行った
アンケート回答者にプレゼントされたオリジナルマスクケース
オリジナルアイテムをゲットするためブースには長蛇の列

「バーチャルハマスタ」第2弾を実施

特設ブースの横に設置されたモニターでは、「バーチャルハマスタ」の映像も放映された。「バーチャルハマスタ」とはバーチャル空間上にもうひとつの横浜スタジアムを構築し、自宅からでもパソコンやスマートフォン、VRデバイスを使って「バーチャルハマスタ」に来場できるというもの。

オリジナルのアバターで「バーチャルハマスタ」内を自由に動き回りながら、多くのファンと一緒に応援とコミュニケーションを行い、球場の雰囲気を楽しめる次世代型のスポーツ観戦だ。

「バーチャルハマスタ」の映像をブース横のモニターで放映

「バーチャルハマスタ」に来場するためには、クラスター株式会社が提供するバーチャルSNS「cluster」の無料アカウント作成と、利用するデバイス用の「cluster」アプリをインストールする必要がある。その後、「バーチャルハマスタ」のイベントページにアクセスし、「会場に入る」ボタンをクリックする。

会場に入るとスタジアムの外周が出現し、アバターを操作できるようになる。スタジアムの入り口とコンコースは本物の横浜スタジアムが再現されており、実際に球場に来たかのような感覚になれる。

スタジアムの中に入ると、グラウンドの中央に大型ビジョンが設置されており、大画面で試合映像が見られる。参加者はアバターを好きなところに動かせるので、いろいろな視点からスタジアムや試合を楽しむことができる。アプリにカメラ機能がついているため、バーチャル上での記念撮影も可能だ。

応援の演出はバーチャルならではのド迫力。現在ではスタジアムで行うことができないジェット風船の応援もバーチャル空間で実施。グループ観戦機能も搭載されており、仲の良いファン同士が三密や飛散を気にせず会話しながら試合観戦できる。

バーチャルハマスタでの観戦の様子

「バーチャルハマスタ」は2020年8月11日(火)に行われた「横浜DeNAベイスターズvs阪神タイガース」で、第1弾となる無料トライアルを実施。横浜スタジアムの収容人数とほぼ同数の約3万人が参加した。今回は第2弾ということで、試合中の演出や物販の機能などがアップデートされた。

試合中の演出に関しては、出塁したランナーが可視化できるようになり、得点チャンス時と得点シーンを盛り上げる新たな演出が追加された。

チャンスの演出

物販に関しては、「バーチャルハマスタ」内で限定Tシャツを購入できるよう機能が加わった。現物は後日、購入者に配送されるが、購入するとアバターに同じデザインのTシャツを着せることが可能になり、それぞれが選んだユニフォームでの観戦をバーチャル上で楽しんだ。

さらに、横浜スタジアムの特別な空間である個室観覧席「NISSAN STAR SUITES(日産スタースイート)」を有料コンテンツとしてバーチャル空間内に再現。ゲストにインパルスの堤下敦さんと横浜DeNAベイスターズOBの小杉陽太さんを迎えてオンライントークを開催したほか、ハイライトシーンを様々な角度から観ることができる「4DREPLAY」映像など、ここでしか見られない特別なコンテンツが配信され、ワンランク上のVIP体験を提供した。

「4DREPLAY」映像をビジョンに投影

「NISSAN STAR SUITES」で配信された「4DREPLAY」とは、3次元空間に時間軸という4次元目の概念を加えた、ユーザが自由に操る事ができる4次元映像=自由視点映像を制作するシステム。カメラの遠隔制御技術、時間制御機能、高速映像処理のための最新アルゴリズムを組み合わせることで、5秒以内に高画質な自由視点映像を制作することができる。横浜スタジアムではバックネット裏に設置したカメラでホームベースを撮影し、決定的瞬間を自由視点のリプレイ映像として配信できるようにした。

説明が少し難しくなったので、どんな映像なのか具体的にイメージできるように2018年と2019年の本塁打王であるソト選手のバッティングシーンを並べてみた。こうすると同じ瞬間でもさまざまな角度から撮影されていることがわかる。

バックネット裏のホームベース後方から撮影されたソト選手のバッティングシーン映像
バックネット裏の斜め上から撮影されたソト選手のバッティングシーン映像
バックネット裏の一塁側方向から撮影されたソト選手のバッティングシーン映像

この映像は守備や走塁のシーンも撮影されている。その映像はさらにダイナミックに視点が変わるので、柴田竜拓選手のホームインの場面を見比べてほしい。アウトかセーフかの際どいシーンだが、別の角度から撮影された映像を見るとセーフだとはっきりわかる。

バックネット裏の一塁側方向から撮影された柴田竜拓選手のホームイン映像
バックネット裏の三塁側方向から撮影された柴田竜拓選手のホームイン映像
バックネット裏のホームベース後方から撮影された柴田竜拓選手のホームイン映像

このような映像をKDDIの先端テクノロジーで撮影し、タイムラグがほとんど無い状態でビジョンに投影することで、現地を訪れたファンも「バーチャルハマスタ」の有料コンテンツを訪れたファンも、新しいスタジアム体験を味わうことができた。

プロ野球界もコロナ禍における環境の変化があり、安心・安全を十分に考慮しながらファンに野球観戦を楽しんでもらえる体験を提供していくことが今後も継続的に必要だろう。

国内初のバーチャルスタジアムという取り組みは、リアルな観戦とはまた違った価値を提供できる可能性があり、参加したファンのニーズを取り入れていけば、よりいっそう魅力的なコンテンツになりそうだ。

  • 文:保井友秀
  • © YDB
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