経営目標

1.経営目標

当社は、増収、増益、連続増配の3増と配当性向40%超を経営目標としております。

2.対処すべき課題

人々の暮らしやビジネスにおいて、デジタル化の流れは加速しており、通信の役割がますます重要になっています。その中で当社を取り巻く環境は、通信各社のサービス・料金プランが多様化したことも競争に拍車をかけ大きく変化しております。

このような市場環境の中、当社が優先して取り組む重要課題として事業活動に関わるさまざまな課題の中から、「ステークホルダーの評価や意思決定への影響」と「自社が沖縄の社会・環境・経済に与えるインパクト」の2つの視点のもと取り組みの検証を行い、6つのマテリアリティを定めました。

6つのマテリアリティの内容としては、[1]通信を核としたイノベーションの推進、[2]安心安全で豊かな社会の実現、[3]ガバナンス強化による経営基盤強化、[4]カーボンニュートラルの実現と沖縄の環境保全、[5]多様な人材の育成と働きがいのある労働環境の実現、[6]ステークホルダーのエンゲージメント向上を掲げております。

その中にある、「カーボンニュートラルの実現と沖縄の環境保全」においては、沖縄セルラーグループで2030年度にCO2排出量実質ゼロの実現を目指し、省電力化や再生エネルギーへのシフトを進めてまいります。また、人材育成においては、当社の経営の理念「社員の物心両面での幸福を追求すること」に基づき、多様性と働きがいのある労働環境の実現に向けて取り組んでまいります。

今後も他社との競争は勿論のこと、経営環境の変化にも迅速かつ柔軟に対応し、経営目標である「3増(増収・増益・連続増配)+配当性向40%超」の達成を目指し続けるとともに、「事業を通して、沖縄経済の発展に貢献する」という企業理念のもと、地域に密着した事業活動を展開し、地域社会の更なる発展に貢献して参ります。