「パケット通信最適化ツール」とは、パケット通信を行われる際、パソコンの設定を最適化するためのツールです。パケット通信の通信性能を最大限に活用するには、このソフトウェアによる通信設定が必要です。
「パケット通信最適化ツール」は、RWIN (受信バッファサイズ) の値を下記の最適値に設定します。
64,240 | Wシリーズのauケータイ |
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OS | Windows® 98 Windows® 98 Second Edition Windows® Me Windows® 2000 Windows® XP
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ハードディスクの 空き容量 |
10MB以上
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ご注意
「MTU」とは「Max Transfer Unit」の略で、一度に送信できるパケットサイズを決めるパラメータです。この値を小さくしすぎると、同じデータ量を送信するのに非常に多くのパケットが必要になる一方、この値を大きくしすぎると、細かなデータをたくさんやりとりする場合に効率が悪くなります。
MTUの大きさは、利用するネットワーク環境に応じて最も適切なものを設定することによって、データの転送がスムーズに行われるようになります。
「RWIN」は「Receive Window Size」の略で、相手から送られてくるデータを一時的にパソコンに溜めておく容量 (バッファ) を決めるパラメータです。
データの送信側は、受信側のRWINのバッファがいっぱいになるまで次々にデータを送信します。データの受信側は、RWINのバッファがいっぱいになるとデータを受信し終わったことを送信側に伝えます。
この値を小さくしすぎると、送信側と受信側のやり取りが頻繁になり効率が悪くなる一方、この値を大きくしすぎると、通信状態が悪くデータがうまく受信できなかった時に問題が発生します。