野口 啓代選手、楢﨑 智亜選手が所属する「TEAM au」の戦略的な練習拠点「au CLIMBING WALL」を建設
~auの先端テクノロジーを活用した「行動認識AI」で選手の移動軌跡や速度を分析~
2020年7月22日
KDDI株式会社
KDDIは、世界トップクラスのクライマーで結成した「TEAM au」のサポート強化を目的に、「TEAM au」に所属している野口 啓代選手の自宅敷地内(所在地:茨城県龍ケ崎市)にクライミングウォール「au CLIMBING WALL」(スピードウォール/ボルダリングウォール/リードウォール)を建設しました。
また、選手の動きを分析する「行動認識AI」や快眠アドバイスを行うスリープテックサービスなど先端テクノロジーを活用し選手の練習や睡眠の高度化をサポートしていきます。
<au CLIMBING WALL:左からボルダリングウォール/リードウォール/スピードウォール>
「TEAM au」は、2016年に結成され、KDDIはチームに所属する野口 啓代選手や楢﨑 智亜選手らのチャレンジを支援してきました。選手たちは、国内での国際規格に準拠したスピードウォールの不足や、リードウォールの練習環境を確保しづらいなどの課題を抱えていました。
加えて、新型コロナウイルス感染症の影響により、選手たちは思うような練習が困難な状況となり、フィジカル・メンタルの面でサポートが必要になっています。
このたび、野口選手など「TEAM au」所属のトップ選手の戦略的な練習拠点となる「au CLIMBING WALL」を建設し、KDDI総合研究所の「行動認識AI」を活用したクライミング分析システムを導入することで、選手はハードとソフトの両面で世界トップレベルの練習環境を確保することができます。
さらに、睡眠の質を定量的に可視化して選手一人一人にパーソナライズした快眠のアドバイスをするスリープテックサービスを提供することで、メンタル面もサポートします。
<TEAM au選手一同>
auの先端テクノロジーによるサポート内容
1. 「行動認識AI」で選手の動きを分析
KDDIは、「TEAM au」の選手たちが海外遠征でも快適な通信環境が整うようサポートをしており、タブレットを提供しています。このタブレットにKDDI総合研究所が開発した「行動認識AI」を導入し、スピードクライミングをテクノロジーでサポートします。単眼カメラで撮影したスピードクライミングの映像から選手の骨格などの動きを捉え、選手の姿勢、移動軌跡や移動速度を認識・分析した結果をリアルタイムにタブレットで確認できます。
<行動認識AIにおける分析画面>
<分析結果を確認する野口選手・楢崎智亜選手>
2. スリープテックサービスで快眠アドバイス
「TEAM au」のコンディションをサポートするため、睡眠を可視化して快眠アドバイスをするスリープテックサービスを「TEAM au」メンバーに提供します。スリープテックサービスでは、睡眠状況を測定できる「睡眠モニター 01」と、睡眠の質を定量的に可視化して一人ひとりにパーソナライズした快眠アドバイスを受けられるアプリ「Real Sleep」をインストールして提供します。
なおスリープテックサービスについては一部の「TEAM au」選手への提供となります。
<睡眠モニター 01>
<Real Sleepにおけるレポート/アドバイス画面>
また、「au CLIMBING WALL」の完成を祝して、「TEAM au」の所属選手である野口啓代選手、楢﨑 智亜選手、藤井 快選手、楢﨑 明智選手、伊藤 ふたば選手の5名が、茨城県龍ケ崎市の練習場に勢ぞろいして行われた公開練習の様子をau×CLIMBINGサイトにて公開しています。
KDDIは、世界最高峰の舞台で戦う「TEAM au」の選手たちの活躍をサポートするとともに、スポーツクライミングのさらなる普及・発展に貢献していきます。
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