愛犬だけでお留守番させる場合、
1日あたり最大何時間になりますか?
(単一選択)

3時間~6時間が約3割、6時間~9時間も同様に約3割という結果になりました。
どんなにいい子でもやっぱり
お留守番は⼼配
愛犬とずっと⼀緒にいてあげたい気持ちはあるものの、仕事や避けられない⽤事などで、
どうしても出かけないといけないとき、飼い主のみなさんはどんな思いでいるのでしょうか。
愛犬だけでお留守番させる場合、
1日あたり最大何時間になりますか?
(単一選択)
愛犬だけで留守番をさせるとき、心配になることはどんなことですか?(複数選択)
室内温度が⼼配
エアコンはつけているが適切な温度を保っているか、停電で切れたりしていないか⼼配。
⽔分補給が⼼配
給⽔器ではあまり⽔を飲まないので、留守中は⽔分不⾜になって熱中症にならないか。
トイレが⼼配
たまにトイレを使⽤しないでカーペットの上におしっこしていることがあるから。
ストレスが心配
家の中で動くと後をついてくるので、分離不安症なところもあり、留守番の時はストレスを感じていそう。
そのほか、愛犬のお留守番に関して、専⾨家に聞いてみたいことを具体的に教えてください。
留守番中は、あまり動いたりしないように思えるが、大丈夫か?
一人で、寂しがらずに留守番してもらうにはどうしたら良い?
ケージから出してお留守番させても大丈夫?どんな環境が必要?
留守中にストレス等があった場合、どんなサインを出すか?
〈調査概要〉
調査タイトル: ⽣活に関するアンケート/調査⽅法:インターネットリサーチ/調査期間:2017年9月7日~9月11日
調査対象:現在、⽝を飼っている全国18歳以上の男⼥400名(Qzoo会員)
※ KDDI調べ
※ 調査結果グラフの数値は、小数点第2位を四捨五入して表示しています。単一回答の場合、表示された数値を合計すると100%にならないことがあります。
室内温度や湿度は一般的に人が快適に過ごせる様であれば大丈夫です。ただし、人間同様、犬にも個体差がありますので、快適温度も不快温度もそれぞれです。一緒に生活していてハァハァしていたり、寝床を頻繁に変えていたり、逆に丸まってジッとしている場合などは暑い、または寒い可能性があります。
留守番中、犬はほとんどの時間を寝て過ごします。その為、水分摂取量や動きが少ない事はあまり心配ありません。もし、水を少しでも多く飲ませたいのであれば、給水器よりは食器やウォーターファウンテンのように、一度に多くの水を飲める物の方が給水量を確保できるでしょう。もし、普段は食欲旺盛な子が留守番中はご飯を食べない場合、強いストレスがかかっている可能性があります。ひとつの目安として、愛犬がいつも後をついてくるという場合、それは分離不安からくる後追い行動かもしれません。その場合、甘やかしは逆効果で、もっと寂しくなってしまいます。「待て」をかけるなどして、後追いを断り、愛犬に自立心を持たせましょう。
また、人が見ている時と見ていない時では、犬の行動は異なります。ケージから出して留守番させる場合、思いもよらないいたずら、例えば誤飲やトイレの失敗など、多かれ少なかれリスクが伴います。留守中の行動パターンは犬それぞれです。ご自身の愛犬のパターンを把握し、それに合わせて柵などを用いたエリア制限や室内レイアウト、トイレの設置を工夫していくことで、飼い主様にとっても、愛犬にとっても安心・安全なお留守番環境作りをしていくことが大切です。不安であればビデオカメラなどを設置し、まずは愛犬の留守番中の行動を把握することからはじめてみましょう。
チャオ!ドッグ&オーナーズスクール
JKC公認訓練⼠/愛玩動物飼養管理⼠2級取得
⼟井 実結
千葉訓練士会主催 千葉県訓練競技大会で1席を受賞。「犬が家族と楽しく暮らすために必要な訓練」を主任訓練士として行うかたわら、メディア出演や寄稿でも活躍。一緒に遊んだり、時には母犬のように叱ったりと、犬の性格や状態に寄り添いながら行うトレーニングスタイルが好評。