専門家に聞いてみた!留守番中のペットについて気を付けること 猫専門医のアドバイスで”解決”!猫のお留守番の⼼配ごと

猫は単独⾏動が得意?でもやっぱり

愛猫とずっと⼀緒にいてあげたい気持ちはあるものの、仕事や避けられない⽤事などで、

どうしても出かけないといけないとき、飼い主のみなさんはどんな思いでいるのでしょうか。

愛猫とずっと⼀緒にいてあげたい気持ちはあるものの、仕事や避けられない⽤事などで、どうしても出かけないといけないとき、飼い主のみなさんはどんな思いでいるのでしょうか。

愛猫だけでのお留守番 
みんなはどれくらいさせてる?

愛猫だけでお留守番させる場合、
1日あたり最大何時間になりますか?
(単一選択)

愛猫だけでお留守番させる場合、1日あたり最大何時間になりますか?グラフ
愛猫に留守番をさせている飼い主さんのうち、
3時間~6時間が約3割、6時間~9時間が約2割という結果になりました。

「うちの子は大丈夫?」愛猫だけ
でのお留守番時に⼼配なこと

愛猫だけで留守番をさせるとき、心配になることはどんなことですか?(複数選択)

愛猫だけで留守番をさせるとき、心配になることはどんなことですか?グラフ
  • 室内温度が⼼配

    猛暑の時はエアコンをつけっぱなしで出かけるが、適度な室温が保たれているか気になる。

  • ⽔分補給が⼼配

    普段からあまり水分を取らないので、人がいない時にきちんと水分が取れているのか心配。

  • いたずらが⼼配

    普段から電源コードをかじったりしているので、⾒ていない時に何をしているか⼼配。

  • ⾷事が⼼配

    ⾃動給餌機を使っているが、ジャレて電池が外れたりして動作しなくなっていないか⼼配。

室内温度や空調の⼼配が全体の約6割ともっとも多く、続いて⽔分補給を⼼配する声が
約5割と多くなっています。ほかに、いたずら、⾷事に関することなどが⼼配のようです。

これも知りたい!お留守番の
ときの愛猫に関する疑問

そのほか、愛猫のお留守番に関して、専⾨家に聞いてみたいことを具体的に教えてください。

  • 水分を取ってくれるための工夫はありますか?

  • トイレ掃除ができないのでトイレが汚れたら、ストレスにならないか?

  • ねこも熱中症になりますか?

  • 猫はひとりでもさびしくないように見えるが、本当にそうですか?

ほかに留守番中のことで、専⾨家に聞いてみたいことを飼い主のみなさんに伺ってみました。
トイレ掃除や、水分補給のことを気にしている声が多くあがりました。

〈調査概要〉

調査タイトル: ⽣活に関するアンケート/調査⽅法:インターネットリサーチ/調査期間:2017年9月7日~9月11日
調査対象:現在、猫を飼っている全国18歳以上の男⼥400名(Qzoo会員)

※ KDDI調べ
※ 調査結果グラフの数値は、小数点第2位を四捨五入して表示しています。単一回答の場合、表示された数値を合計すると100%にならないことがあります。

猫専門医からのアドバイス!

愛猫にお留守番を
上手にしてもらうために、
飼い主さんができること

!
愛猫のお留守番時に、
特に気をつけてあげたいポイント
  • 温度・湿度管理に気をつける
  • トイレ、置き水は複数個所に設置する
  • おもちゃ・紐などはかたづけ、
    電源コードにはカバーを設置
  • 留守番前後の様子に
    普段と変化がないか確認する

猫はもともと単独で行動していた動物なので、少しの時間の留守番ではストレスになることは少ないでしょう。ただし、飼い主さんへの依存度が高い猫では、一人でいると不安を感じ、家具の破壊や粗相をしてしまうことがあります。多頭飼育では飼い主さんがいる時はおとなしくても、いなくなると他の猫に攻撃的になることもあります。

また夏季は熱中症に注意しましょう。特にアクシデントでクーラーが止まったり、置き水をこぼしてしまうと非常に危険です。留守番中は温度湿度に気をつけ、リモコンは猫が届かない場所に保管しましょう。また置き水は複数箇所に設置しておけば、倒してしまっても安心です。

猫は使用済みのトイレを嫌うので、トイレも複数箇所に設置しましょう。問題行動がある猫は留守番中の様子から原因が解明するかもしれません。

留守番中のいたずらを防ぐにはおもちゃや紐などを出しっぱなしにしないこと、電源コードを守るカバーを設置しましょう。自動給餌器を使っている方は、外出する前に何度かデモンストレーションを行い、猫が給餌機を倒したりしないか確認しましょう。24時間以上絶食が続くと、肝リピドーシスなどの危険性があるので注意しましょう。

また水分をたくさん取ってもらうには複数箇所に水飲み場を設置するほか、水が循環するウォーターファウンテンを使うのも良いでしょう。

もしビデオカメラなどがあれば、膀胱炎などの持病がある猫はトイレ周囲を確認できるようしておくと安心です。そして寂しがりやな猫はモニターから声をかけることができれば、飼い主さんが近くにいると感じ安心するかもしれません。

猫専⾨病院 Tokyo Cat Specialists 院⻑ ⼭本 宗伸

猫専⾨病院 Tokyo Cat Specialists 院⻑

⼭本 宗伸

ニューヨークの猫専門病院 Manhattan Cat Specialistsでの研修を経て、猫専門病院Tokyo Cat Specialistsを開院。
「猫のギモン!ネコペディア」執筆のほか、雑誌や各種メディアでも活躍。
国際猫学会ISFM所属。日本大学獣医学科外科学研究室卒。

留守中の自宅やペットの様子を確認したい方には
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ペットだけでお留守番のときも、温度・湿度を確認できてあんしん。

機器一例
  • マルチセンサー02
    • ペットの動きを感知し、
      スマートフォンへ通知
    • 温度・湿度・照度もわかる
  • ネットワークカメラ01
    • 上下左右にカメラの向きを
      スマートフォンから遠隔操作
    • 外出先から会話ができる
      ネットワークカメラ
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